脳神経外科では、主に脳・脊髄・神経の病気を診断・治療しています。
頭を強く打った、頭痛が慢性的に続く、手足がしびれる、めまい、ふらつきがあるといった症状の際にはまずはご相談ください。
頭痛・めまい・しびれ・ふらつき・物忘れなどの症状は、脳腫瘍や脳管障害(クモ膜下出血、脳内出血、脳梗塞等)などの脳の病気が原因がある場合があります。当クリニックでは、最新の検査機器を使い脳神経系の病気の早期発見、早期診断に取り組んでまいります。
①脳梗塞、くも膜下出血、脳出血などの脳卒中
②物忘れ、尿失禁や歩行のふらつきなど
③頭痛、めまいや吐き気
④手足のしびれ、目の疲れ、肩こり、腰痛
⑤脳腫瘍、脳動脈瘤、血管奇形などの頭蓋内器質的疾患
⑥脱髄、変性、炎症、感染などの脳神経系病変
⑦てんかん、神経調節性障害、心因性障害など
⑧頭部のけが(応急処置対応)
脳ドック(予約制:平日16:00 / 土曜12:30)
脳も全身の一部であり、喫煙や飲酒、肥満、高血圧、糖尿病などの生活習慣病の影響を受けます。MRIによる脳の定期的な検査は、自覚的な症状がない方であっても病気の予防や早期発見においてきわめて有効です。特に、生活習慣病や家族歴のある方や日頃気になる徴候がある方には、ぜひ脳の検査を受けるようお勧めしております。また、自覚症状がなくても将来の加齢性変化を見据え40歳を過ぎたら検査をお勧め致します。当院では、MRIの結果を検査当日に画像をお見せしながらご説明致します。即日対応できるスピード脳ドックを心掛けております。
※脳ドックのコースによりましては、後日ご郵送にて報告書を送付致します。
当院は脳神経外科の専門的な検査や診断・治療に加え、地域のかかりつけ医として一般的な内科の病気や生活習慣病も診療しております。他にも、季節性の予防接種などにも対応致します。少しでも何か気になる症状がございましたら、お気楽にご相談ください。
一般内科疾患
インフルエンザワクチン(期間限定:R6年11/5より開始)
任意接種となり、4,000円(税込、原則として13歳以上)です。
ワクチンの在庫不足の場合はHP上でご案内いたしますのでご確認をお願い致します。
ご希望の方は、WEB予約にて承ります。
脳梗塞や脳出血など脳卒中が疑われます。
その原因も、動脈硬化によるものや不整脈によるもの、脳血管の破綻や血管奇形によるものなどさまざまです。発症してしまうと後遺症が残る場合もありますので、予防やリスク予測が重要です。そのために、MRAによる血管評価が有効です。
物忘れを起こす病気はさまざまです。老化に伴うアルツハイマー病やレビー小体型認知症などの神経変性疾患以外にも、正常圧水頭症、慢性硬膜下血腫、脳腫瘍などがございます。
さらに、この他にも頭蓋外に起因する甲状腺機能低下症、薬剤性、うつ病や高齢発症てんかんなどでも認知症状がみられます。原因精査や脳萎縮の程度を把握するために、頭MRIによる脳実質評価が有効です。
よく経験される症状であり、天井がくるくる回るめまいや、揺れる船の上にいるようなふわふわするめまいがあります。末梢性の耳性めまいと悪性の中枢性めまいがありますが、めまいを起こす原因にはさまざまあります。
生命に危険を及ぼさない耳鼻科的疾患の良性発作性頭位変換性めまい症など良性のめまいの他に、脳動脈硬化による脳循環不全、脳卒中や脳腫瘍、心臓疾患など生命に危険を及ぼす悪性のめまいがあります。他に、内科的要因や心因性・自律神経失調が原因のめまいもあります。診察にて推察される原因に応じて、適宜MRI検査を施行致します。
ものが二重にみえる、急に視野が欠けた、急に視力が落ちた、眼鏡で矯正できないなどの症状は、眼科ではなく脳外科で検査が必要な場合があります。
それは、眼球の問題ではなく頭蓋内の視神経や脳動脈瘤、下垂体腫瘍、脳梗塞が原因の場合があるからです。そのため、すぐにMRI検査が必要な状態です。
主な頭痛には、頭蓋内に器質的疾患を認めないタイプの一次性頭痛と原因疾患を認めるタイプの二次性頭痛があります。
患者数が多い緊張型頭痛や片頭痛、他に群発性頭痛、大後頭神経痛などは一次性頭痛です。近年、片頭痛に対する特効薬が上市され、頭痛は我慢しない病気・治る病気として注目されるようになりました。
しかし、二次性頭痛としての脳卒中、特にくも膜下出血や脳血管奇形、髄膜炎、脳腫瘍など、命にかかわる重篤な疾患に起因している場合もございます。これらの疾患において初発症状が頭痛として発症した場合、可及的速やかな早期発見・早期介入が必須です。そのために、二次性頭痛の除外が必要でありMRI検査を強く推奨しております。
「CGRP」は、片頭痛を引き起こす主な原因物質の1つであり、これをおさえることで、片頭痛発作を起こりにくくする効果が期待されます。
当院ではアジョビ®とエムガルディ®を取り扱っています。
へその周り5cm以内は避けます。
尚、在宅でご使用になる場合は、下記費用の他に処方箋料や自己注射指導料等がかかります事をご了承ください。
保険診療内でも非常に高額な治療となりますので、充分に納得されてからの治療をお勧め致します。また、お勤めの事業所からの補助・助成や高額医療費制度、付加給付、医療費控除等が利用できる場合もございますのでご検討される事をお勧めしております。
4週間に一回、1本注射 | 医療機関での注射、または在宅での自己注射 |
12週間に一回、 3本注射 |
医療機関での注射のみ |
4週間に一回の投与の場合、オートインジェクターによる在宅での自己注射も可能です。
自己注射についてわからないことや不安なことがあれば、医師、看護師または薬剤師にご相談ください。
引用サイト:アジョビ®.jp
3割負担 | 1本 約14,000円 |
初回 | 2本注射 (初回に2本注射することによってお薬の血中濃度が早く安定した状態になります。 |
2回目以降 | 1ヵ月間隔で1本注射 |
1ヵ月に一回の投与の場合、オートインジェクターによる在宅での自己注射も可能です。
自己注射についてわからないことや不安なことがあれば、医師、看護師または薬剤師にご相談ください。
引用サイト:エムガルディ®
初回(3割負担) | 約28,000円 |
2回目以降(3割負担) | 約14,000円 |
日本は欧米と比較して2~3倍の有病率であり、無症候性のために検査によって初めて見つかる方が約5%程度いると言われております。人種差により、日本人に多い病気とも言えます。そして、この脳動脈壁の一部が嚢状に膨らんだ瘤が破裂して出血するとくも膜下出血となります。また、破裂していない脳動脈瘤が検査で偶然発見された場合は未破裂脳動脈瘤と言います。特に、脳ドックでしばしば発見されます。未破裂脳動脈瘤の年間破裂率は、状態により変わりますが概ね1%以下が多いです。しかし、年齢により生涯破裂率を考慮する必要があり、喫煙者や高血圧、家族歴のある方、女性で破裂しやすいと言われています。そのため、治療判断するためにも定期的な検査フォローが必要です。
認知障害を起こす病気はさまざまです。老化に伴うアルツハイマー病やレビー小体型認知症などの神経変性疾患以外にも、正常圧水頭症、慢性硬膜下血腫、脳腫瘍などがございます。さらに、この他にも頭蓋外に起因する甲状腺機能低下症、薬剤性、うつ病や高齢発症てんかんなどでも認知症状がみられます。原因精査や脳萎縮の程度を把握するために、頭MRIによる脳実質評価が有効です。